現実のなかの経済学―経済戯評

現実のなかの経済学―経済戯評

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  • サイズ B6判/ページ数 231p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784000005890
  • NDC分類 330.4

出版社内容情報

「豊かな日本」そう言われてもピンとこない.「経済政策のオモテとウラ」どうも釈然としない.誰もが感じている疑問に,決然と切り込む.意地悪く,ひねって見てこそ本当の姿が見えてくる.

内容説明

「経済大国日本」そう言われてもピンとこない。「経済政策の建前とホンネ」どうも釈然としない。誰もが感じているそうした疑問に、精力的活動と広い視野をもって鳴る著者が、決然と切り込む。“経済諸学派”“公共投資”“税制”…。意地悪く、ひねって見てこそ、ほんとうの姿が見えてくる。『経済学は現実にこたえうるか』で医療、エネルギー問題等に具体的な政策提言を行った著者が、ここでは現実分析の方法としての経済学の有効性を、明らかにしてみせる。『世界』に連載中から好評。

目次

固有の領土―フォークランドと北海道
人生2度就職論―雇用機会の平等
幕政復古―行政改革の虚構
現代の虚業家たち―公社解体と資産のゆくえ
日米経済摩擦 1999年―経済政策の原点は何か
観光寺院―古都保存協力税〔ほか〕