出版社内容情報
人間らしく人生を全うするとはどういうことか.限りある命を充実したものとするためにいま何をなすべきか.現代医学の課題を説くとともに,老年の輝きと「有終の美」へむけて医学界の先達が贈る人生への洞察.
内容説明
世界の最長寿国となった日本。しかし一人ひとりの生活と命の質はけっして豊かなものとはいえない。人間らしく人生を全うするとはどういうことなのか。限りある命を充実したものとするためにいま何をなすべきか。老年の輝きと「有終の美」へむけて医学界の先達が贈る人生への洞察。
目次
序 「生きることの質」を高めるために
1 講演(いのちの有限性といのちの深さ;死は生の一部;あなたの寿命を豊かにする鍵;あの「時」との出会い;いのちを問い直す ほか)
2 エッセイ(生涯を通して学習することの意味;自分と出会う;死をどう生きたか;病名告知とターミナルケア;限りあるいのちに支えを)