出版社内容情報
情報系の関係学科で徐々に開講数が増えている「自然言語処理」の授業のテキストとして使われることを目標に,自然言語処理の基本的事項について解説した入門的テキスト.
はじめに/言葉をコンピュータで扱う方法/コンピュータが言葉を覚える方法/コンピュータで文章から単語を取り出す方法/コンピュータが読みを漢字に変換する方法/コンピュータで文の構造を解析する方法/コンピュータで文の意味を理解する方法/コンピュータで翻訳する方法/コンピュータが対話できるようになる仕組み/コンピュータはどこまで赤ちゃんに近づけたのか?/付録/演習問題解答
内容説明
本書はコンピュータが言葉を覚えて話せるようになったら面白いと考えている人に、これまでどのような研究が行われどこまでできていてどこからができないのかを、著者のこれまで行ってきた研究を例に取り簡単に説明したものである。
目次
第1章 言葉をコンピュータで扱う方法
第2章 コンピュータが言葉を覚える方法
第3章 コンピュータで文章から単語を取り出す方法
第4章 コンピュータが読みを漢字に変換する方法
第5章 コンピュータで文の構造を解析する方法
第6章 コンピュータで文の意味を理解する方法
第7章 コンピュータで翻訳する方法
第8章 コンピュータが対話できるようになる仕組み
第9章 コンピュータはどこまで赤ちゃんに近づけたのか?
著者等紹介
荒木健治[アラキケンジ]
1959年北海道小樽市に生まれる。1982年北海道大学工学部電子工学科卒業。1985年北海道大学大学院工学研究科修士課程情報工学専攻修了。1988年北海道大学大学院工学研究科博士後期課程電子工学専攻修了。工学博士。1988年北海学園大学工学部電子情報工学科助手。1991年北海学園大学工学部電子情報工学科助教授。1998年北海道大学大学院工学研究科電子情報工学専攻助教授。2002年北海道大学大学院工学研究科電子情報工学専攻教授。現在、北海道大学大学院情報科学研究科メディアネットワーク専攻教授
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