角川文庫<br> 氷菓

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角川文庫
氷菓

  • 著者名:米澤穂信【著者】
  • 価格 ¥484(本体¥440)
  • KADOKAWA(2014/12発売)
  • ポイント 4pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784044271015

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内容説明

いつのまにか密室になった教室。毎週必ず借り出される本。あるはずの文集をないと言い張る少年。そして『氷菓』という題名の文集に秘められた三十三年前の真実──。何事にも積極的には関わろうとしない“省エネ”少年・折木奉太郎は、なりゆきで入部した古典部の仲間に依頼され、日常に潜む不思議な謎を次々と解き明かしていくことに。さわやかで、ちょっぴりほろ苦い青春ミステリ、登場! <古典部>シリーズ第1弾!! ※本電子書籍は通常版です。発売が終了した限定版とは書影画像が異なりますが、内容は同じものです。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

へくとぱすかる

2203
登録のために再読。アニメを見てコミックも読んだので、もう原作を読んでも、あの絵のイメージしか出ない。初読のとき、どんなイメージを浮かべていたのか、今となってはもうわからない。さて、この作品は文章がラノベ的でなく、ふつうの小説であることが、かえって新鮮だ。それが、初版のスニーカー文庫から、角川文庫に入った理由なのかもしれない。ところで未だに理解に苦しむのは、なぜ、この最初の物語において、千反田は折木に謎解きを迫ったのかという点。折木に好意を持っていたから、では説明できそうにない。だから「私、気になります!」2014/08/30

Tetchy

2026
個性豊かな登場人物に古典部と云う一風変わった部に所属する面々が出くわす日常の謎を解き明かす、読んで楽しい学園生活を追体験できるラノベだが、素晴らしいのは理想の本格ミステリとなっていることだ。小さな謎の真相の数々がメインの謎の手掛かりとなり、さらにはそれ以外にも散りばめられたエピソードや登場人物たちもサブの謎とメインの謎の鍵となり、さながら物語全ての事柄が螺旋状に連なって高みにある一つの真相に寄与していくような感を覚える。本書にはまだ明らかにされていない伏線も多々あり、今後のシリーズが非常に愉しみだ。2014/12/24

HIRO1970

1304
⭐️⭐️⭐️⭐️米澤さんはまだ2冊目。古典部シリーズの最初のお話だそうです。お手軽な感じの推理物でした。ペーパーバック的な通勤電車にピッタリなライトノベルです。機会があれば続きを読んでみます。2016/10/26

チェシャ猫

1182
重くない推理モノという感じ?学生闘争って 高校でもあったのかな。大学では激しかったみたいだけど。気になった点は 叔父さんの氷菓に込めた気持ちだけど、古典部の冊子タイトルにするくらいなのに 何も言わずに学校を去るなんてあるんだろうか・・・。 お姉さんの黒幕感が半端ないね。2014/05/22

不自他

1093
アニメ、コミカライズが素晴らしかったので読んでみた。当たり前ですが、調査内容・推理条件などを文字で確認出来るので分かりやすかった。うろ覚えだったことも再確認。改めて物語として面白いと感じた。アニメ化・漫画化されるのも頷ける。今年、実写映画版が公開されるようですが、どうアレンジされるのか気になります。あとがきに『六割くらいは純然たる創作ですが、残りは史実』と書かれてますが、未だ分からん。 2017/04/21

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