双葉文庫<br> ヒトリシズカ

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双葉文庫
ヒトリシズカ

  • 著者名:誉田哲也【著】
  • 価格 ¥550(本体¥500)
  • 双葉社(2012/10発売)
  • ポイント 5pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784575514933

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内容説明

見えそうで見えない。手が届きそうで届かない。時と場所、いずれも違うところで起きる五つの殺人事件。その背後にちらつく女の影。追う警察の手をすり抜ける女は幻なのか。いまもっとも旬な著者の連作ミステリー。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

takaC

474
途方もなく怖くて、不気味で、重い話だった。加えて想像を超えるエンディングだった。2017/03/01

射手座の天使あきちゃん

421
【ヒトリシズカ】:センリョウ科チャラン属の多年草 全国の山地に自生、葉の縁に鋸歯がありブラシ状の白い花をつける 【伊東静加】:霊長目ヒト科の女性 犯罪現場にひそやかに生息し、暴力や悪事も冷酷・非情に利用して己が欲望を結実させていく、最後は肉親の愛情を花開かせて散っていく とてももの悲しいお話でありました (/_;)2012/06/24

再び読書

402
伊東静加の心の闇に迫るストーリー。どんどん読み進めていくうちに、伊藤静加が少しづつ現れていく。そして何故?と思う彼女の心を闇が支配する出来事が明かされていく。静かに物語は進行していくが、やりきれない闇に心が痛む。子供が心の闇に引き込まれない事を祈り、子供の変化に気づく努力を怠らない様にしないと思いを新にしました。2015/03/30

ミカママ

390
これはすごい!って、誉田さんの作品を読むたびに言ってるかな?いろんな伏線が、こうやって、ああやって回収されていくんだ、っていう感じ。これを読み始めて、途中で本を閉じられる人はよほど意志の強い人だね。(笑)ドラマも楽しみ。静は誰が演じたのでしょうか。2013/06/03

大地

389
短編集ですが、緻密に張り巡らされた伏線がキレイにリンクし、それぞれの事件の背後に見え隠れする一人の少女へと繋がっていく。リンクしているのがわかってくると一気読みでした!!殺人を繰りかえす少女の姿には、ゾッとするのと同時に哀しく感じます。とても切ない作品でしたが、緻密にねられた構成で、読み応えがあります。2014/09/26

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