内容説明
今からおよそ900年前、混迷を極めた平安末期。この国の行く末を示すべく生まれたひとりの男--平清盛。本当の親を知らないまま、武士の新興勢力・平氏のもとで育てられた少年は、養父・忠盛とともに海賊討伐をおこない、やがて一人前のサムライへと成長していく。青春期の清盛像を生き生きと描く、シリーズ第1巻。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
小雀✡ずーっと積読減強化月……
18
NHK大河『平清盛』ノベライズ。話運びや表現がドラマを観ている様な…と思ったら『放送台本を元に構成』とあったが、小説的に構成し直して欲しかったね…。 この物語は『清盛は白河院の胤』と言う設定で進められる。何を勘違いしていたのか、私は四ノ宮(後白河)も白河院の胤だとずっと思ってたw 多分、このドラマでチョット狂気的に演じられてたからかも。 鳥羽院と璋子が哀しい。義清も哀しい。崇徳帝も哀しい。盛国が好き。 冒頭にある頼朝の『平清盛なくして、武士の世は来なかった』と言う言葉が好き。でも源氏は嫌い(笑) 2019/03/19
ケンケン
10
大河ドラマのキャストを想像しながら読みました、予想以上に読みやすく面白かった♪女の嫉妬、権力争い、政の混沌など人々の欲望剥き出しの世界観が引き込まれる!!清盛の暴れようが松ケンと合致して、ドラマ観たい度が半端ない!第二巻は来年三月発売か〜待ち遠しいこの上ないな(>_<)2011/12/22
happykyo55
7
2012年NHK大河ドラマノベライズ本。 いつぞや、TVで拝見して、凄く細かく神経を使われる方だなあーと感じさせて頂いた藤本 有紀さんの脚本。 清盛の出生から、友との出会いと別れ、妻、明子との出会いとわかれ、朝廷・貴族・武士・平民との関わりそれぞれの人物の描写が文章で伝わってくるのが心地よい。 中には、聞き慣れた和歌が随所に見られ、文面も美しい。 第1章から第11章までの物語。撮り溜めになってる映像が、とても楽しみです 2012/02/24
くまさん555
7
剛くんが演じる平時忠役の予習のための一冊(笑)。まさにNHKの大河のノベライズのため、ドラマをみて本を読んで…わかりやすいwwwf^^。だってほんとにドラマそのまんまだしwww。清盛の物語って、しっかり読むのは初めてだから新鮮です♪ 有名なのにあんまりドラマもなかったよね。頼朝とか義経とかはいっぱいあるのにね~。どんな風に展開するのか、楽しみです♪でも…この巻では…時忠でてこないしwwwwf><。次の巻待ってます!!!2012/02/05
ほの
6
ドラマの放送までに読みたかったなぁ。けど、やっぱり文章だとより理解が深まってよかった!まだ放送されていない話もいくつかあって予習、予習。一緒にドラマを見ている家族に続きを言いたい衝動を我慢しつつ読みました。 2巻も楽しみ!!2012/02/22