カール・ポラニー ―市場自由主義の根源的批判者―

個数:1
紙書籍版価格
¥2,750
  • 電子書籍
  • Reader

カール・ポラニー ―市場自由主義の根源的批判者―

  • 著者名:野口建彦【著】
  • 価格 ¥2,410(本体¥2,191)
  • 文眞堂(2011/12発売)
  • ポイント 21pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784830947131

ファイル: /

"Reader"および"Reader"ロゴは、ソニー株式会社の商標です。

内容説明

※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。

著者によれば、労働、土地、貨幣を「擬制商品である」と指摘し、これら3要素が資本主義社会のドライヴィング・フォースである市場自由主義の専横に抵抗し、そのユートピア性を浮き彫りにしたことがポラニーの経済学に対する一大貢献である。著者は、ポラニーが残した課題を、「二つの帝国主義」と国際金本位制の歴史的解明によって果たし、ポラニー論の決定版を世に贈る。

目次

第1部 ポラニーの生涯と業績―「世界市民」としての人生と母国ハンガリーへの回帰
第2部 ポラニー「社会経済学」の核心―『大転換』の占める位置と意義(市場経済を支える国際システム―第1部の骨子;市場経済の勃興と拡大―第2部の骨子;市場経済の崩壊―第3部の骨子)
第3部 『大転換』の評価(功績;残された問題)