内容説明
[2011年NHK大河ドラマ原作]
幼い頃に戦乱で父母を亡くし、幾度もの結婚を余儀なくされながら、将軍正室にまでなった浅井三姉妹の三女・江。信長を伯父、秀吉を義兄、家康を義父とした江は、戦国を代表するスーパーセレブであった。戦国から江戸への移り変わりを、常に時代の中心点で直に目撃した、江の波瀾の生涯を、田渕久美子が書き下ろす。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
とったん
4
戦国の世を生きて行く姿に感動されました 2013/06/24
ももとら
4
歴史物と気負わず、さらっと読めました。ドラマのあらすじ確認に。2011/03/26
再び読書
3
戦国時代に道具と使われる女に反発して、物怖じしない江の生き様を描いた大河ドラマのノベライズ。本として読んでも充分楽しめる。信長、秀吉、家康に関わっていく江。彼女だからこそ、前向きに生き抜いていく様が活き活きと語られている2013/01/22
れもん
3
安土桃山時代・戦国時代といえば、今まで秀吉側からの視点でしか眺めたことがなかった私にとって、お市の方の忘れ形見である三姉妹の物語は新鮮に映った。ある意味で破天荒なお江の今後が気になるところだ。2010/12/01
山河
2
信長、秀吉、家康の天下争奪の中にあり信長の姪たち3人姉妹【茶茶、初、江】の力強く生きる話。改めて読むが面白い。2019/12/07