内容説明
日本で公開される外国映画のタイトルについて考えると、いろいろと面白いことが出てくる。なぜそのタイトルになったか、どういう意味なのか。カタカナのものは原題のままなのか、日本でつけたのか…… 長年映画を見続けてきた著者が、蘊蓄を傾けて語り倒す日本語タイトルにまつわるあれこれ。まさに目からウロコの新知識の集大成です。
目次
第1章 思い出はいついつまでも―心に残るタイトル集
第2章 むかしムカシのタイトルは―タイトル史1 戦前から戦後へ
第3章 邦題の名作も多かった洋画全盛期―タイトル史2 80年代にかけて
第4章 ヨーロッパ映画が華やかだった頃―仏・伊映画タイトル編
第5章 意味不明の原題がそのまま上陸―わかりますかカタカナ・タイトル
第6章 ひと目では原題と勘違い―カタカナで国産タイトル
第7章 カタカナ・タイトルが増殖する中で―タイトル史3 2000年まで
第8章 いまどきの洋画にも和風タイトルが―タイトル史4 21世紀に入って
第9章 これぞ日本人好みのタイトルだ―日本語題名秀作集
第10章 何も知らずに幾星霜―鬼の目にもウロコ