内容説明
活動写真と呼ばれたサイレント時代から映画を見続けてきた淀川長治先生が、ヴィスコンティやフェリーニをはじめ、愛する映画について縦横無尽に語ります。そして、映画を見るための心構えや、どういうふうに映画を見たらいいのかも教えてくれます。映画を愛するすべての人に贈る、淀長節炸裂のエッセイ集の下巻です。
目次
第2章 映画に関するあらゆる雑学(承前)(映画のカン・プレイを楽しもう;映画もうひとつのカン・プレイの楽しさ ほか)
第3章 マイクに向って十数年(“テレビの洋画劇場”を楽しく見る方法;マイクに向って十数年…―テレビ・ラジオ放送の周辺 ほか)
第4章 スタア・監督のアルバム(いまや一九三〇年代へのノスタルジア;もうひとつだけ聞いていいですか―「刑事コロンボ」をめぐって ほか)
第5章 スペシャル対談 淀川長治/双葉十三郎(映画が結ぶ40年の友情)