内容説明
TBSの看板アナウンサーである安住紳一郎アナの初エッセイ本。TBS社員として働くサラリーマンの悲哀や、華やかなテレビ業界の裏側を、ときに真面目に、ときに辛口に綴った痛快エッセイ。ちょっと疲れが溜まったとき、仕事がなんとなくイヤになってしまったとき、安住アナのひとことで、ちょっとだけ気持ちが軽くなるはずです。<『北の国から』を見て、東京に来てしまった僕><きみは見たか、致命的な私の失敗><アナウンサーたちの知られざる状況と動向><改編期のハローグッバイ><話題沸騰のあの分野に私も進出>などなど。日本一有名(?)なサラリーマンのホンネのつぶやきに、ホロリときて、くすりと笑える、カバンに必携のビタミン剤的1冊です。
目次
1 声は届くが気持ちが届かん(『北の国から』を見て、東京に来てしまった僕;姉はチアリーダーの世界チャンピオン!?;アナウンサー就職戦線お受験騒動記’96 ほか)
2 あ?テスト・テスト只今、私は人生のテスト中(秋一番のマストバイはこのアイテム;貴重なご意見ご感想に右往左往する自分;なで肩のちいさな巨人 ほか)
3 明るいだけでは未来は暗い(天上にマゲが当たるよコツコツとあゝ文明開化の音がする;アネテ五輪日本代表種目は負けず嫌い72kg級;一期一会新しい世界よこんにちは ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
真香@ゆるゆるペース
136
TBSの看板アナウンサーの安住さんの初エッセイ。テレビ誌「テレパル エフ」にて連載していたものの書籍化。出身地の北海道で過ごした時代から、就活時の話、アナウンサーとして仕事をしている時の話など、内容は多岐に渡る。ヘタな作家よりも文がお上手なのでとても面白く、頭の良さやテレビマンとしての矜持が随所から感じられる。安住さんってユーモアと悲哀、謙虚さと図々しさなど、相反する部分のバランスを絶妙に持ち合わせていて、何だか憎めない人なんだよなー。今後の更なるご活躍を応援したい。2020/10/26
リリパス
37
TVやラジオで活躍している安住さんのエッセイ集ですね。いろいろと書いてあり、面白かったです。2021/06/02
ぼのり
35
10年以上前に発売された本なので、安住さんが初々しくて可愛い(笑)今はちょっとブラックなイメージも持たれてるけど、素直で真面目な部分や、ユーモアや知性など魅力たっぷりなエッセイ集♪局アナのお仕事事情は知らない事ばかりで驚いたし、機内アナウンスの話は心に染みた〜♪所々差し込まれてる暴露トーク的な担当者のコメントも面白い(笑) ファンの方はもちろん、そうでない方も楽しめると思います。写真もたくさん載ってますが、どの写真もイケメン♡ …ちなみに私、安住さんが昔から好きです(#^.^#) (2019-019) 2019/01/20
ごへいもち
35
喋りの上手さを大絶賛されている文章をどこかで読んだのがきっかけ。すごいテクニックの裏には失敗や辛い事などの過去も。垣間見えるご家族がとても良さげ。ある年度の明大の入学式にゲストだった、もしかして見ることができたのかなと…思わず年数を数えてしまった。2014/05/03
宇宙猫
31
★★★★ 安住アナのちょっと不思議系な独特雰囲気が出てて面白い。2016/07/31