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内容説明
借金の返済のために高利貸しから紹介されたバイトは、「運送屋」。運ぶのは死体や法律に触れるもの。役者志望のフリーター・砧涼介(きぬたりょうすけ)が踏み込んでしまった世界は、たった一度のミスすら命に係わる死と隣り合わせの世界だった。ところが涼介は、捕まえた暗殺者「背骨」を“運搬中”わずかばかり彼に心を許したせいで、彼を逃がしてしまった! 「アフタヌーン」’00年5月号から8月号まで連載された、話題の新人作品!!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
海猫
5
全編に漂うまがまがしく殺伐たるムードは迫真の暴力描写も相まって寒気がする。目を逸らしたい世界が描かれながらも終盤登場人物が成長したり決死の行動をする様は心を打ち感銘を残す。かなり作品としては粗削りではあるが芯には上質なノワールの味わいがあり惹かれる。2012/02/20
読み人知らず
3
過去の作品ではあるけどこの作者の色はとても出てます。暴力的でかかわりたくない雰囲気が一杯。2016/04/06
両目洞窟人間
3
映画化されると聞き興味を持ったので読んだ。とっても面白かった!凄惨な暴力描写で綴られた青春漫画。青春というには歳を取りすぎていますが。ラストの余韻が素晴らしくいい。映画がとにかく気になる。2011/01/13
代理
2
そんなつもりは無いんだろうけど『物語の力』を信じさせてくれる結末になってると思う。2013/05/06
サイレン
2
全く内容を知らずに表紙だけ見て買った。いわゆる“ジャケ買い”です。けど、そういう直感で買った本の方がアタリが多い気がする。