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内容説明
ポートフォリオ、フレームワーク、SBU、レバレッジ……すべてはここに書かれていた。四半世紀の時を越え、戦略に携わるすべての人が、今、読むべき経営書の古典。1981年(昭和56年)4月、マッキンゼー東京事務所開設10周年記念に行われた経営者向けセミナーの講演をベースに構成。「まえがき」で大前氏は記す。「若い社員は闘争心に欠けているし、向上心も乏しく、何となく従順である。中間管理職もごく少数を除いては視野が狭いし、とてもトップを脅かすほどのタマではない」「このようなトップの焦燥感は、何となく組織全体に浸透し、どこか胸騒ぎしながらも、だれ一人として勇敢に改革断行を宣言することができない」。
目次
第1章 企業環境にどんな変化が起こっているか―成熟社会こそ成長指向を
第2章 全社戦略の方法と課題―ポートフォリオ管理を超えて
第3章 技術開発の問題点と解決法―「攻め」と「守り」のバランスを
第4章 創造的製品・市場の開発戦略―創造性を企業体質とするために
第5章 流通革命の実態と適応戦略―事業機会としてどうとらえるか
第6章 他力利用による成長戦略―提携、買収・合併の効果的進め方
第7章 いかにして海外展開を進めるか―マルチ・ローカル・カンパニーへの道
第8章 組織活性化の鍵―新しい価値観の導入をめざして
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Kei
14
優れた会社8つの共通項。1.実行、執行能力を非常に重視している。2.顧客に非常に接近していて、現場主義を貫いている。3.生産性向上のために「人」を相当重視してい る。4.分権化、権限の委譲が非常に進んでいると同時に、企 業家精神の発揚がしやすい仕組みになっている。5.管理部門が簡素である。6.自分の強さに立脚している。7.価値観が駆動力になっている。8.ルーズとタイトをうまく併用している。(36~38頁)2016/11/16
ともあきほ
0
今から30年前に書かれた本、内容は今でも通用すると思うが文が大前氏にしては難しく分かりづらい 2010/08/13
Shu Ume
0
伸び悩むマーケットのなかで限られたパイの奪い合いをする時は、マスにおいて価格競争力によって勝つか、差別化を図り特定ユーザに対する付加価値競争力で勝つか。2019/04/13