現代エジプト政治 - ナイル川最下流に位置する国の水資源獲得の行方

個数:

現代エジプト政治 - ナイル川最下流に位置する国の水資源獲得の行方

  • 出版社からのお取り寄せとなります。
    入荷までにおよそ1~3週間程度かかります。
    ※商品によっては、品切れ等で入手できない場合がございます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【出荷までの期間】
    ■通常、およそ1~3週間程度

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆上記期間よりも日数がかかる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆品切れ・絶版等により入手できない場合がございます。
    ◆品切れ・絶版等の確認に2週間以上かかる場合がございます。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • 店舗受取サービスはご利用いただけません。

  • サイズ A5判/ページ数 142p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784990801953
  • NDC分類 517
  • Cコード C3031

出版社内容情報

第1章 現代エジプト政治の概観
 1.中東のエジプト
 2.ナセル大統領 1952-1970年
  ?ナセル主義とその政策
  ?農地改革
  ?第3次中東戦争とナセルの名声
 3.サダト大統領 1971-1981年
  ?1974年:門戸開放政策
  ?門戸開放政策の諸影響
  ?親ソから親米へと変わる外交方針とその思惑
  ?政府と国民の契約:パン騒動
  ?複数政党制の導入による政治的自由化
  ?サダト大統領の暗殺
 4.ムバーラク大統領 1981-2011年
  ?構造調整計画
  ?ムバーラク政権下の財政と外交の関係
  ?選挙参加の制限とイスラーム主義勢力
 5.ポスト「1月25日革命」期のエジプト
  ?「1月25日革命」後
 まとめ
第2章 ナイルで結ばれるアフリカとエジプト
 1.水をめぐる政治という視点について
  ?水の安全保障
  ?水をめぐる政治の紹介とナイル川流域
 2.ナイル川流域について
  ?ナイル川の水系 アフリカ大陸中央部から地中海の河口まで
  ?エジプト国内のナイル川の水系
  ?ナイル川流域諸国について
 まとめ
第3章 「ナイル川流域諸国」の抱える実質的な諸問題と関係史
 1.第1の局面(1920年から1950年代)
  ?1929年協定と植民地支配を軸にしたナイル川流域の形成
  ?1959年協定の批准と上流国の反発
  ?1959年協定の概要
 2.第2の局面(1960年代から1990年代)
  ?上流国の独立と下流国への反発
  ?上流国の台頭
  ?ナイル川流域諸国の接近と対立
 3.第3の局面(2000年代)
 まとめ
第4章 エチオピアのダム建設をめぐる:エジプトの国内騒動からみるナイルの政治性
 1.エチオピアのGERD(Grand Ethiopian Renaissance Dam)
 2.水利・治水政策を担うエジプトの政府機関
 3.第1の局面 青ナイル切り替え工事発表2013年5月27日から5月31日
 4.第2の局面 6月1日から6月12日
 5.第3の局面 6月13日から6月27日
 まとめ
第5章 GERD建設をめぐる政治的駆け引き
 1.上流国への接近と必然的対立
 2.原則宣言の主旨
 3.原則宣言に至る交渉の過程
 4.交渉を促した諸要因
 5.原則宣言の調印場面からみる3ヵ国の思惑
 6.GERDの交渉と原則宣言に関する考察
 まとめ
巻末資料
資料1 1929年協定以前の時代におけるナイル川の利用をめぐる協定と書簡
資料2 1959年ナイル川の十全な利用に関する協定
資料3 原則宣言(2015年3月24日調印)
参考文献

はじめに

序 章

第1章 現代エジプト政治の概観
 1.中東のエジプト
 2.ナセル大統領 1952-1970年
  ?ナセル主義とその政策
  ?農地改革
  ?第3次中東戦争とナセルの名声
 3.サダト大統領 1971-1981年
  ?1974年:門戸開放政策
  ?門戸開放政策の諸影響
  ?親ソから親米へと変わる外交方針とその思惑
  ?政府と国民の契約:パン騒動
  ?複数政党制の導入による政治的自由化
  ?サダト大統領の暗殺
 4.ムバーラク大統領 1981-2011年
  ?構造調整計画
  ?ムバーラク政権下の財政と外交の関係
  ?選挙参加の制限とイスラーム主義勢力
 5.ポスト「1月25日革命」期のエジプト
  ?「1月25日革命」後
 まとめ

第2章 ナイルで結ばれるアフリカとエジプト
 1.水をめぐる政治という視点について
  ?水の安全保障
  ?水をめぐる政治の紹介とナイル川流域
 2.ナイル川流域について
  ?ナイル川の水系 アフリカ大陸中央部から地中海の河口まで
  ?エジプト国内のナイル川の水系
  ?ナイル川流域諸国について
 まとめ

第3章 「ナイル川流域諸国」の抱える実質的な諸問題と関係史
 1.第1の局面(1920年から1950年代)
  ?1929年協定と植民地支配を軸にしたナイル川流域の形成
  ?1959年協定の批准と上流国の反発
  ?1959年協定の概要
 2.第2の局面(1960年代から1990年代)
  ?上流国の独立と下流国への反発
  ?上流国の台頭
  ?ナイル川流域諸国の接近と対立
 3.第3の局面(2000年代)
 まとめ

第4章 エチオピアのダム建設をめぐる
    エジプトの国内騒動からみるナイルの政治性
 1.エチオピアのGERD(Grand Ethiopian Renaissance Dam)
 2.水利・治水政策を担うエジプトの政府機関
 3.第1の局面 青ナイル切り替え工事発表2013年5月27日から5月31日
 4.第2の局面 6月1日から6月12日
 5.第3の局面 6月13日から6月27日
 まとめ

第5章 GERD建設をめぐる政治的駆け引き
 1.上流国への接近と必然的対立
 2.原則宣言の主旨
 3.原則宣言に至る交渉の過程
 4.交渉を促した諸要因
 5.原則宣言の調印場面からみる3ヵ国の思惑
 6.GERDの交渉と原則宣言に関する考察
 まとめ

おわりに

巻末資料
 資料1 1929年協定以前の時代におけるナイル川の利用をめぐる協定と書簡
 資料2 1959年ナイル川の十全な利用に関する協定
 資料3 原則宣言(2015年3月24日調印)
 参考文献


西舘 康平[ニシダテ コウヘイ]
西舘 康平 1989年生まれ  埼玉県出身

大東文化大学国際関係学部卒業(2012年3月)
東京外国語大学総合国際学研究科博士前期課程・国際地域研究コース修了(2015年 3月)
東京外国語大学総合国際学研究科博士後期課程・国際社会専攻進学(2015年 4月‾現在まて?)

公益財団法人中東調査会非常勤研究員(2014年10月‾現在まて?)

‾一般論文‾
「2014年エシ?フ?ト大統領選挙における政府の報道への干渉とメテ?ィアの報道姿勢 (リホ?ート)」『Asahi中東マカ?シ?ン』なと? (2014)

‾書籍‾
『「イスラーム国」の生態か?わかる45のキーワート?』明石書店(共著)(2015)

松井 弘明 ( 大東文化大学名誉教授 )[マツイ ヒロアキ]

最近チェックした商品