内容説明
安心して下さい。日本には民法の「親族」があります。「親族」は弱者を無条件に保護する法です。では、どのように身体的・精神的・経済的弱者を無条件に保護するか、というと、法の強制力をもって保護します。結局、弱者は無条件に保護される権利があります。それでは、弱者を無条件に保護する義務があるのは、親族か国か。以上について、図解を含めて本書で述べています。
目次
民法によるガバナンス
民法(第1編~第5編の関係)
第4編 親族(第1章~第7章の関係)
親族法上の弱者にたいする保護の流れ図
総則(725条~730条の関係)
婚姻(第1節~第4節の関係)
親子
親権
後見
保佐および補助
扶養(877条~881条の関係)
著者等紹介
中山秀登[ナカヤマヒデト]
1954年東京都に生まれる。1988年中央大学大学院法学研究科博士後期課程民事法専攻満期退学。現在、流通経済大学法学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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