流通経済大学社会学部創設30周年叢書<br> 自由の地域差―ネット社会の自由と束縛の地理学

個数:
電子版価格
¥1,320
  • 電書あり
  • ポイントキャンペーン

流通経済大学社会学部創設30周年叢書
自由の地域差―ネット社会の自由と束縛の地理学

  • 出版社からのお取り寄せとなります。
    入荷までにおよそ1~3週間程度かかります。
    ※商品によっては、品切れ等で入手できない場合がございます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【出荷までの期間】
    ■通常、およそ1~3週間程度

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆上記期間よりも日数がかかる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆品切れ・絶版等により入手できない場合がございます。
    ◆品切れ・絶版等の確認に2週間以上かかる場合がございます。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • 店舗受取サービスはご利用いただけません。

  • サイズ 46判/ページ数 258p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784947553836
  • NDC分類 007.3
  • Cコード C0225

内容説明

ネット社会がもたらすのは自由か?それとも束縛か?ネット社会化は、ローカルな束縛からの解放と、グローバルな束縛を同時に意味する。私たちは「もっと自由になる方法」よりも、「好ましい形で束縛される方法」を、地域的・空間的な視点で考えるべきである。

目次

第1部 「自由の地域差」とは何か?(自由には地域差がある;「自由とは何か?」とは何か?;ネット社会の自由と監視)
第2部 「自由の模索」の地域差―インフルエンサーと情報技術者の試み(自由がもたらす相互監視の地域差;ITベンチャーの東京一極集中と情報技術者たちの「自由」;情報技術者たちの自由なコミュニティとその地域差)
第3部 自由がもたらす地域の解放と束縛―温泉観光地の再構築(温泉地の社会構造と「自由」を求める宿泊業;自由の空間的再編成と温泉観光地の変容)
自由の地域差

著者等紹介

福井一喜[フクイカズキ]
1987年埼玉県生まれ。筑波大学大学院博士後期課程修了、博士(理学)筑波大学大学院博士特別研究員などを経て、流通経済大学社会学部(国際観光学科)助教。専門はネット社会化に関する観光地理学と経済地理学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

roron

1
消極的自由と積極的自由という二つの概念から、グローバル・IT化が進む社会での地理的束縛の再編成を見る。面倒なしがらみから解放されたように見えて、広域なシステムやつながりの中で不自由さは増していくという矛盾がある。ローカルと広域の束縛は相互補完的であるし、人間もどちらかに従属するわけではない。人文地理学者ブラーシュの「環境可能論」に照らし、ローカルな限定性を作り直していく人々の実践に新たな自由を見出すことができる。2023/07/28

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/15236326
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。