内容説明
日本の企業間関係を独自のネットワーク論で分析し実像を描き出す。
目次
第1部 日本の企業間関係(企業集団論の展開;顧客関係へのアプローチ;産業ネットワーク論とその射程;系列の類型と功罪―企業集団に関連して;制度・慣行問題と系列論;系列とフランチャイズ・システム―企業間関係と経済的パワーの役割;「持ち合い解消」過程の法人資本主義)
第2部 総合商社論(商社の本質;総合商社の株式所有;総合商社の取引関係と組織構造―企業集団と持株会社に関連して;商社における投資依存の実態;総合商社の経営改革と戦略思想の分化;フードシステムのインテグレーターとしての総合商社)
著者等紹介
島田克美[シマダカツミ]
1926年石川県に生まれる。1947年東京大学法学部卒業。人事院、公正取引委員会、経済企画庁、ジェトロ、住友商事、京都学園大学を経て、1989年~1999年流通経済大学教授。1992年博士(商学、大阪市立大学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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