三つの民営化―道路公団改革、郵政改革とJR

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  • サイズ A5判/ページ数 214p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784947553362
  • NDC分類 335.7
  • Cコード C1031

内容説明

10月には道路関係四公団に代わる高速道路株式会社6社が、いよいよ発足する。高速道路の管理会社と資産保有会社の分離という複雑な上下分離体制で当初の目的を達成できるのだろうか。郵政の民営化についても「政府の保護と関与」の継続や金融を含めたグループ経営の維持が予測され、いまだに国民には民営化後の全体像がはっきりしないままである。これらの民営化は21世紀の日本を方向づける大改革である。本書は、改革成功のための手掛りを提供する。

目次

序章 三つの民営化
第1章 高速道路6社の発足
第2章 道路公団改革「無力化」の策謀
第3章 郵政改革の前途
第4章 国鉄改革に苦心のすべり出し―後続の民営化に参考として
第5章 その後のJR―「すき間」産業としての地位
第6章 成功への道

著者等紹介

角本良平[カクモトリョウヘイ]
1920年金沢市に生まれる。1941年東京大学法学部卒業。経済学博士。同年鉄道省入省。運輸省都市交通課長、国鉄新幹線総局営業部長、国鉄監査委員、運輸経済研究センター理事長、早稲田大学客員教授、帝都高速度交通営団管理委員などを歴任。現在、交通評論家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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