内容説明
社会活動のグローバルが進展する時代にあっては、交通量、交通距離は増大する一方であり、この地球環境問題に対して交通学の視点で問題を提起し、処方箋を明らかにすることが強く求められている。この度の改訂は、人類生存の基礎に関わる地球環境問題を念頭に、交通学の立場からどのように理解し、接近することが必要であるかを焦点に論じたものである。
目次
第1章 交通の本質と意義
第2章 交通サービス
第3章 交通サービスの生産・供給と需要
第4章 私的交通
第5章 交通と市場メカニズム
第6章 運賃・料金の問題
第7章 交通と公共性―公共性基準の問題
第8章 地域と交通
第9章 交通と環境問題
第10章 交通政策
著者等紹介
生田保夫[イクタヤスオ]
1943年東京都滝野川区に生まれる。1967年明治大学商学部卒業。1972年明治大学大学院商学研究科博士課程修了。1978年商学博士。現在、流通経済大学経済学部教授(交通論担当)
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