アイ・アム・ザット 私は在る―ニサルガダッタ・マハラジとの対話

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アイ・アム・ザット 私は在る―ニサルガダッタ・マハラジとの対話

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  • サイズ A5判/ページ数 577p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784931449701
  • NDC分類 147
  • Cコード C0010

内容説明

ラマナ・マハルシの「私は誰か?」に対する究極の答えがここにある。1973年の初版以来、現代随一の聖典と絶賛され、読み継がれてきたニサルガダッタ・マハラジの対話録、本邦初訳。

目次

「私は在る」という感覚
身体への固執
今を生きる
真の世界はマインドを超える
生まれたものは死ななければならない
瞑想
マインド
真我はマインドを超えて在る
記憶の反応
観照〔ほか〕

著者等紹介

フリードマン,モーリス[フリードマン,モーリス][Frydman,Maurice]
1900年、ポーランド生まれ。’30年代にインドに亡命。マイソールでエンジニアとして働きながら、マハートマ・ガンディー、ジャワハルラル・ネルー、J・クリシュナムルティ、ラマナ・マハルシと親交を結ぶ。’70年代はじめに、ニサルガダッタ・マハラジに出会う。『アイ・アム・ザット 私は在る』を通してマハラジを世界に広めた。’84年、インドにて逝去

福間巌[フクマイワオ]
1960年、萩市生まれ。1歳より東京、横浜。’74年より北鎌倉臨済宗円覚寺にて参禅。’79年、インドにてラマナ・マハルシの教えにであう。玉川学園大学英米文学部卒業後、米豪欧にてデザインの仕事に従事。長年インドに滞在し、多くの聖賢と出会う。ラマナ・マハルシ、プンジャジを師とする
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感想・レビュー

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柳瀬敬二

10
原書。悟りを開いたグル、マハラジとの対談集。心の安寧を求めてさまよい続けてきた質問者に対して、マハラジはただ一つの行為、自己存在の感覚を自らの内に見出すことが悟りに繋がると説く。「私」とは身体でも心でもない。我々が見ている世界は欲望と恐れで掻き乱される心が映し出す鏡であり、真の世界の姿とは程遠い。周囲を取り巻く虚構を全て取り払ったとき、私達は喜怒哀楽を超えた至福"bliss"に辿り着く。東洋哲学らしく、方法論はない。ただ師の言葉を信じ、内省を重ねることでやがてその経験が訪れる。2017/04/17

kanaoka 56

7
「私は在る」だけを頼りに生を探求することが説かれる。私が見ている全ては非実在に属しており、ただ「私は在る」だけが手掛かりとなる。非実在における、この幸福は、いずれ過ぎ去る、苦と苦の狭間に生じる、儚い、現象でしかない。2019/05/06

放蕩長男

7
インドの聖人と、欧米人の質問者による対談集です。人間は、自分のことを「〜ではない」という、否定の積み重ねでしか表せられない、という哲学的な考え方は、太古の哲人ヤージュニャヴァルキヤから連なる考え方で、ヒンズー教と仏教の根幹です。私自身も勉強中です。2017/08/12

無能なガラス屋

6
「自分自身を見いだそうとする衝動は、あなたに用意ができたことのしるしなのだ。衝動はいつも内面からやってくる。時節が調うまでは、全身全霊で真我の探究をするための欲望や強さを得ることもないだろう。」2023/11/27

A.I - Transition

4
簡単に言うと悟った人が、心的指導を求めて訪ねてきた人にいろいろ質問されて淡々と答えているという問答集である。この本を読むにはある程度精神世界や哲学の本を読んでいないと読み終えることができないだろう。自分も読んでいるうちに眠りに落ちそうになったりと苦労して読み終えた。一度目の読後感としては、精神世界の本に書いてあるエッセンシャルな事柄が自分の言葉として自信を持って揺るぐ事なく質問に答える事ができるなー、よくここまでの境地にたどり着く事ができたなーとマハラジ氏にただただ感心した。また読み直したい。2014/11/02

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