風雲家電流通史

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  • サイズ B6判/ページ数 795p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784930740007
  • NDC分類 545.88
  • Cコード C0063

内容説明

秋葉原からその第一歩を踏み出した家電黄金時代、流通に動乱を呼び込んだ日米構造協議、巨大化した家電量販を脅かすインターネット。「テレビ時代」の幕開けから60年。日の丸家電の歩みは一つの社会世相史でもあった。電灯から始まった家庭電化の明治・大正・昭和・平成。附―「生活文化と電化100年」。

目次

混沌と熱気の勃興期
流通革命の上陸
二重価格問題と消費者パワーの沸騰
NEBAの時代
流通秩序の崩壊
価格破壊の奔流
日米構造協議とバブルの宴
北関東家電戦争
流通大乱の暴風雨
淘汰と再編の大波
疾走するヤマダ
流通支配の行方
キッチンの文化史
冷蔵庫と食の風景
主婦たちの三種の神器
冷房が変えた納涼シーン
群雄が割拠した電気の時代

著者等紹介

坂上正一[サカガミショウイチ]
東京・深川生まれ。東京都立大学経済学部卒。日刊電気通信社に3年ほど在籍後、日本出版社を経て編集プロダクション北斗舎設立。生活文化をフィールドに活動。2006年に新人物往来社『別冊歴史読本戦後社会風俗データファイル』に企画・編集協力として参画後、軸足を歴史分野に。かんき出版でビジネス本に関わりながら、著作を東京歴史研究会の名で上梓(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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kenitirokikuti

12
家電流通業界紙の連載記事をまとめたもの。猛暑のはじめ頃にエアコンの歴史を確認するために借りた本だ。明治から戦中までは非電化商品も扱った文化史で、後半は戦後から2008年頃までの家電販売業界史となっている。ヤマダが日本一なことに意味があった頃の記述を2018年に読むと目眩に襲われる…/町の電器屋が強かった時代の記述がある。四十路の私でも大型量販店が支配的になった後の記憶しか残っていないなぁ。メーカーが価格決定権を持ってた時代の記述はいかにも20世紀という印象。2018/07/23

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