内容説明
東高野街道は、大阪平野にかつてあった「河内湾」の汀線(湾岸)を辿る道であり、恐らくは有史以前から存在した大道である。京道や紀伊道とも呼ばれ、大阪を南北に走る最も重要な道であった。そして、大阪と奈良を結ぶ東西の道とも幾重にも交差し、それはあたかも織物の経糸と横糸を織りなすがごとく悠久の歴史を紡いできた。
目次
四條畷市域
清滝街道
四條畷神社
大東市域
野崎観音
龍間越奈良街道
東大阪市北部
日下越(直越)
東大阪市中部
石切神社
牧岡神社
暗越奈良街道
東大阪市南部八尾市域
瓢箪山稲荷
鳴川峠
十三街道
著者等紹介
杉山三記雄[スギヤマミキオ]
昭和18年(1943)7月生まれ。昭和41年(1966)関西大学法学部卒業後、東大阪市役所勤務。平成15年(2003)退職後、東大阪まち・むら文化研究会代表、河内の郷土文化サークルセンター会長など歴任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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