『資本論』第2部の成立と新メガ―エンゲルス編集原稿(1884‐1885年・未公表)を中心に

個数:

『資本論』第2部の成立と新メガ―エンゲルス編集原稿(1884‐1885年・未公表)を中心に

  • 出版社からのお取り寄せとなります。
    入荷までにおよそ1~3週間程度かかります。
    ※商品によっては、品切れ等で入手できない場合がございます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【出荷までの期間】
    ■通常、およそ1~3週間程度

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆上記期間よりも日数がかかる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆品切れ・絶版等により入手できない場合がございます。
    ◆品切れ・絶版等の確認に2週間以上かかる場合がございます。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • 店舗受取サービスはご利用いただけません。

  • サイズ A5判/ページ数 335p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784925085809
  • NDC分類 331.6
  • Cコード C3033

内容説明

本書では、主として文献学的・書誌学的な見地から、エンゲルス編集原稿の「成立と伝承Entstehung und U¨berlieferung」に関わる諸問題、この編集原稿の基本的な性格づけ、MEGA巻への組み込みにいたる経緯、MEGA巻としての編集作業の事実経過と、その過程で生じたさまざまな論議、ならびにこの編集原稿の内容に関わる多くの問題点のうちのいくつかを取り上げ、整理と展開を試みた。

目次

序論 対象と問題の所在(エンゲルス編集原稿の成立過程とその問題点―エンゲルスの書簡を中心に)
第1篇 エンゲルス編集原稿の位置づけとMEGAへの取り込みの経緯(MEGA編集構想の中でのエンゲルス編集原稿の位置づけ―“Druckvorlage”から“Redaktionsmanuskript”へ;MEGA2 2/12、13巻の日本における編集の引き受け ほか)
第2篇 エンゲルスによる編集過程の諸問題(エンゲルス編集原稿における「二重のページづけ」と編集作業の諸段階;オスカル・アイゼンガルテンのプロフィルとエンゲルス編集原稿成立への貢献 ほか)
第3篇 エンゲルス編集原稿の内容上の諸問題(「異文一覧」と「乖離一覧」との組み合わせから見えてくるもの;エンゲルスによる「流通資本Cirkulationskapital」カテゴリーの設定 ほか)
結論 残された課題と展望(「マルクス―エンゲルス問題」との関わり―到達点と残された諸問題)

著者等紹介

早坂啓造[ハヤサカケイゾウ]
1932年東京に生まれる。1960年東北大学大学院経済学研究科博士課程単位取得中退。北海道瀬棚高等学校、水戸短期大学、岩手大学教養部、同人文社会科学部にて、教鞭を執る。1998年定年退職。岩手大学名誉教授。2002年経済学博士
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。