目次
1 風土が育む日本の技術知を考える視点
2 日本の技術知の原始型を尋ねる
3 日本風土に芽生えた知性と感性
4 階層身分秩序とムラ社会の意識に捕縛された技術知
5 科学技術文明の刺激による目覚め
模倣・習得の紆折と創造への努力
6 繁栄秩序へ向けて、日本風土が育む技術知の止揚
著者等紹介
尾坂芳夫[オザカヨシオ]
1955年東北大学大学院建設工学専攻(土木)修士課程修了。1955~1972年日本国有鉄道入社、新飯塚線路分区長、新幹線総局計画審議室課長補佐、構造物設計事務所主任技師、大阪工事局次長。1962~1964年フランス政府給費留学生として、フランス国鉄(SNCF)その他へ出張。1972年工学博士。1972~1993年東北大学工学部教授。1989~1991年同工学部長、工学研究科長併任。1993~1994年同大学院教授、情報科学研究科長併任。1994年~現在東北学院大学工学部教授。1994~1997年日本学術会議会員(第16期)。2002年~現在技術移転機関(TLO)・東北テクノ・アーチ(株)代表取締役
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。