目次
第1章 上海から行く、絵のように美しい水郷の町
第2章 太原から行く、明・清時代そのままの城壁都市
第3章 杭州から行く、歴史に置き忘れられた村々
第4章 桂林から行く、不思議の国の千年古鎮たち
第5章 昆明から行く、神が遺した桃源郷
第6章 張家界から行く、二千年の歴史が息づく別世界
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
野のこ
35
紹介されている中国の田舎は行ったことないのにどこか懐かしい、不思議な気分になりました。「美しいは美しいまま 古いは古いまま 風化するものは風化するままに任せる 何もしなくてもそのままが一番美しい」という一文が印象に残りました。ある村の七不思議、その村のお寺で見る夢が正夢になる…このまま物語が始まりそうでした。2017/06/21
なにょう
17
中国の田舎の町をめぐる。有名な麗江、平遥、朱家角、鳳凰。陽朔のそばの小さな村々。諸葛亮の子孫の隠れ里。住めと言われたら、考える。寒いだろうし、鶏や犬は我が物顔で闊歩するし、市場にはゴロンと肉が置いてあってハエがたかってたりするんだよ。若者は仕事・教育やチャンスを求めて出て行くよね。でも長城も兵馬俑も見たけど、無数の町の普通の生活が一番面白いね。2017/12/17
ワッピー
2
行ったことがないのになぜか懐かしく感じる風景。またヒューリックのディー判事シリーズもこんなにおいの町を舞台にしていたかもしれないと思いました。2011/08/27
ジュースの素
1
広い中国にはこの他にも多くの古い村があるのだろうなぁ。私も幾つか訪れたが観光化されてるものが多くて中国人がスマホで自撮りする場面が何度も邪魔だった。 特に水辺の村は風情がある。そうでない場の村の本も見たいと思う。2021/04/22