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内容説明
いったい誰が作ったのか。なぜその推進剤に決まったのか。爆発の危険と悪臭にまみれたインサイドストーリー。
目次
ロケット推進剤の開発の始まり
ペーネミュンデとジェット推進研究所(JPL)
自己着火性推進剤の研究
自己着火性推進剤用の酸化剤
いつも酸化剤の候補に挙がる過酸化水素
ハロゲン系酸化剤、国との関係、宇宙探査への利用
推進剤の性能について
極低温推進剤と関連物質
ソ連の状況
特殊な推進剤
一液式推進剤に対する期待
高密度推進剤とひどい失敗
これからの見通し
著者等紹介
クラーク,ジョン・D.[クラーク,ジョンD.] [Clark,John D.]
1949年にニュージャージー州にある海軍航空機用ロケット試験場(略称NARTS:1960年にピカテニィ造兵廠の液体ロケット推進研究所になった)に採用された。彼は同試験場で過ごした21年間のほとんどを液体ロケット用推進剤の開発に従事し、1970年に退職した。アラスカ州生まれのクラークは、アラスカ大学に入学、カリフォルニア工科大学から学士号(B.S.)、ウィスコンシン大学から修士号(M.S.)、1934年にスタンフォード大学から博士号(Ph.D.)を授与された。彼は民間企業数社で化学者として勤務した後、NARTSに入った。著者が作成した文書の多くは、政府が著作権を持つ報告書であるが、彼は一般向けの科学的記事や解説を書いているし、SF雑誌に読み物や記事を書いている
高田剛[タカダツヨシ]
1944年中国東北地区(旧満州国)生まれ。名古屋大学工学部、同大学院(修士課程)で航空工学を専攻。1968年川崎重工業(株)に入社。設計部門を主に、飛行試験部門での技術業務も経験(約890時間の試験飛行に従事)。設計部門では対潜哨戒機、輸送機などを担当。救難飛行艇の開発にも参加。子会社で航空機の製造にも関与。自家用操縦士、操縦教育証明、整備士、耐空検査員。飛行時間は約1,100時間(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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