シリーズ海とヒトの関係学<br> コモンズとしての海

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シリーズ海とヒトの関係学
コモンズとしての海

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  • サイズ A5判/ページ数 279p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784908443695
  • NDC分類 519.3
  • Cコード C0044

内容説明

海は地球の危機にどう働いてきたか。深刻化する気候変動、海面上昇と環境難民、脅かされる海洋の持続可能性…。海のコモンズ論が人新世における地球環境問題の解決に果たす役割は計り知れない。海洋における多くの課題に対し、コモンズ論から新しい時代を切り拓く。

目次

第1章 海から人類史をとらえなおす(地球史における海と地球の変遷;人間が追いつめる海の環境;オホーツク海・親潮域の生物生産と気候変動)
第2章 温暖化と海洋民(ウォーレシアを超えた旧石器時代サピエンスの渡海;近世の漁況変動と地域の自然資源利用―近世の駿河湾と回遊魚;古代・中世の漁撈と沿岸環境 ほか)
第3章 コモンズとしての海(海洋保護区とグローバル・コモンズの挑戦;海の持続可能性を求めて;北極海と北極協議会のゆくえ ほか)

著者等紹介

秋道智彌[アキミチトモヤ]
1946年生まれ。山梨県立富士山世界遺産センター所長。総合地球環境学研究所名誉教授、国立民族学博物館名誉教授。生態人類学。理学博士。京都大学理学部動物学科、東京大学大学院理学系研究科人類学博士課程単位取得。国立民族学博物館民族文化研究部長、総合地球環境学研究所研究部教授、同研究推進戦略センター長・副所長を経て現職

角南篤[スナミアツシ]
1965年生まれ。1988年、ジョージタウン大学School of Foreign Service卒業、1989年株式会社野村総合研究所政策研究部研究員、2001年コロンビア大学政治学博士号(Ph.D.)。2001年から2003年まで独立行政法人経済産業研究所フェロー。2014年政策研究大学院大学教授、学長補佐、2016年から2019年まで副学長、2017年6月より(公財)笹川平和財団常務理事、海洋政策研究所所長。2020年6月より同財団理事長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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更紗蝦

29
環境問題、文化論、考古学、地球科学などの視点から、「海とヒト」の関わり方について述べている個々の文章はとても興味深かったものの、それらを「コモンズ」という概念でくくるとなると哲学のジャンルに突入せざるをえないのに、哲学に主眼を置いている執筆者が誰もおらず、倫理学の観点がゼロであるせいで「持続可能な海洋経済(ブルーエコノミー)」というテーマが「いかに資本家にお金を還元するか」に収束してしまっています。2025年開催予定の大阪・関西万博を好意的に紹介していますが、会場の完成図からは環境破壊の予感しかしません。2022/04/20

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