内容説明
みんながおしえてくれたよ、たいせつなもの。やさしいきもちのほっこり絵本。秋のよみきかせにぴったり!
著者等紹介
くすのきしげのり[クスノキシゲノリ]
1961年徳島県生まれ。小学校教諭、徳島県鳴門市立図書館副館長などを経て、現在は児童文学を中心とする創作と講演活動を続けている
重森千佳[シゲモリチカ]
京都府生まれ。成安造形短期大学卒業。インターナショナルアカデミーえほん教室にて絵本制作を学ぶ。細やかなあたたかみのある水彩画で人気(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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千穂
39
リスくんはお父さんの誕生日のプレゼントに木の実をいっぱい集め、見つからないようにと土の中に隠し、目印にと葉っぱを置きますが、その夜大風が吹いて目印の葉っぱが飛ばされリスくんのたからもののありかがわからなくなってしまいました。森の仲間たちが探してくれるのですが。リスくんの本当のたからものは何だったのでしょう?森の秋の様子が美しくこの時季の読み聞かせにお勧め。2017/10/11
anne@灯れ松明の火
26
くすのきさんのオンライン講演会を聞き、何か読みたいなと思った。隣町で、面陳してあり、季節的にもいいなと借りてきたが、既読だった。すっかり忘れていた(笑) いい話だし、かわいい絵(重森千佳さん)なので、ヨシ! お父さんの誕生日プレゼントに、木の実を集めているリスくん。ところが、大風で、目印にした葉っぱが吹き飛び、どこに埋めたかわからなくなって……。リスくんのはらはらする気持ち、友達への微妙な気持ち、すごくよくわかる。最後に見つかった「たからもの」。本当に良かったね! 2021/09/13
anne@灯れ松明の火
23
南の南の市の新着棚で。くすのきさん、気になっている。お父さんへの誕生日プレゼントに木の実を集めたリスくん。ところが、目印の葉っぱが風で吹き飛ばされて……。一緒に探してくれる友達の親切を素直に喜べず、悩むリスくん。わかるよ、その気持ち。素晴らしいたからものを見つけられて、本当に良かったね! 最近の絵本は、見返しも凝っている。初めと終わりが違うことも多い。これも、見返しからストーリーは始まり、見返しまで続く。2015/12/22
遠い日
16
友だちの本当のやさしさの前で、独りよがりな気持ちの虜になっていた自分を恥じたリス君。素直に心を開けば、みんながわかってくれるその事情。おとうさんの誕生日は、すばらしいものになったね!2015/12/11
さくらんぼ
7
*読み聞かせ*2015/11/07