内容説明
和ハーブとは古来、日本人の生活と健康を支えてきた日本のハーブ(有用植物)のこと。本書は植物観察のガイドブックとしてだけではなく、日本の植物がどのように人と関わり、有用されてきたかを紹介しています。
著者等紹介
古谷暢基[フルヤマサキ]
博士(医学)。和ハーブ協会理事長、日本ダイエット健康協会代表理事、日本ルーシーダットン普及連盟代表、O.I.U.C.M.(国際代替医療大学)日本校学長などを務める。“日本医療の父”で、第一回ノーベル医学賞最有力候補だった北里柴三郎の血を引く
平川美鶴[ヒラカワミツル]
和ハーブライフスタイリスト/和ハーブ協会理事。「和ハーブ」と日本人の関わりを、歴史・文学・薬効・自然風土・産業などから調査研究(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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遠い日
10
日本のハーブ、有用植物。見慣れた草も、花も、意外や意外。わたしの中の認識やこれまでのあやふやな理解ががらがらと崩れていきました。日本人は植物とともに生き、植物の薬効や健康への効果を経験則として培ってきたのがよくわかりました。食べて味わう。香りを楽しむ。織りや染めに用い、薬の効果を利用する。自然との関わりが深い暮らし方をしてきたことが理解できます。2017/10/06
アルクシ・ガイ
4
見開きで、右ページに写真4枚、左ページに説明文。写真も美しいが、何たって解説文が濃ゆくてすばらしい。花、葉、根の効能はもちろん、ハーブの名の起原から雑学まで、丁寧に教えてくれる。山野の幸を利用しようと思う人には必携の一冊です。2017/10/28
aoto
1
パラパラ読みだけどご紹介を。日本の野草や植物が写真とともに紹介されている。これをハーブと分類するのか?ってものもあった。食べる際の活用法というよりは、分布とか知識的なことが載ってる図鑑。2023/07/31
さとみ
1
図鑑は読み物か?2018/12/22
まよっぴ
0
和ハーブの解説書です。日本で昔から馴染みのある薬草が130種類掲載されています。西洋ハーブだけでなく、和ハーブと呼べる草木がたくさんあるということを、コンパクトに理解することができます。写真付きで、紙面が見やすいです。薬草に関心のある方にはぜひ。2020/03/17