内容説明
本書は、文部科学省により平成16年度法科大学院等専門職大学院形成支援プログラムの教育高度化推進プログラムとして採択された関西学院大学大学院司法研究科のプロジェクト「模擬法律事務所による独創的教育方法の展開」(2004年度から3年間)の一環として、2006年2月18日に開催した第2回国際シンポジウム「模擬法律事務所はロースクールを変えるか―シミュレーション教育の国際的経験を学ぶ」の成果をとりまとめたものです。
目次
第1部 シンポジウム 模擬法律事務所はロースクールを変えるか―シミュレーション教育の国際的経験を学ぶ(基調報告;パネリスト報告;パネルディスカッション/Q&Aセッション)
第2部 ワークショップInternational Virtual Law Firm Simulation―模擬法律事務所の国際的実践(第2回国際シンポジウムに併せて開催されたワークショップの目的;国際模擬調停;フィードバック)
第3部 論考:シンポジウム「模擬法律事務所はロースクールを変えるか」に併せて(シミュレーション教育は正義を教えるためにこそある;刑事弁護の理論と感覚;シミュレーション教育と専門職責任について―資料紹介に代えて;資料 The Lawyering Program:Description of Exercises 2004‐2005の部分訳)