目次
「ハワイ」の誕生
第1部 ハワイ文化の基層と先住民の権利回復(カヌー、神殿、神話;フラとハワイ語;ハワイの音楽 ほか)
第2部 日系人の軌跡とアイデンティティ(ハワイの日系・沖縄系移民社会の歩みと動き―博物館にみる生活文化の過去、現在、未来;ハワイの日本映画;第二次世界大戦後のハワイにおける日本語学校の変容―一九四五年~一九六〇年 ほか)
第3部 交錯するエスニシティ(多民族社会のメディア―ハワイはエスニック・メディアの宝庫;オキナワンの踊りと音楽にみるハワイ社会―エスニシティの交差する舞台から;ハワイのコリアン―李承晩から戦略的適応への過程 ほか)
これからのハワイ研究―日本におけるハワイ研究の概観と展望
著者等紹介
後藤明[ゴトウアキラ]
専攻は文化人類学。日本、オセアニア、東南アジアなど島嶼地域を中心に「海人・移動」をキーワードにもの作り、交易および神話伝承の調査研究と民族映像プロジェクトに従事。ハワイ大学人類学部Ph.D.現職、同志社女子大学現代社会学部教授
松原好次[マツバラコウジ]
専攻は言語社会学。特に、先住民族の言語(ハワイ語、ウェールズ語、マオリ語、ナヴァホ語など)や移民の言語の衰退・再活性化について研究。関東学院大学大学院文学研究科博士課程修了、博士(文学)。現職、湘南国際女子短期大学国際ビジネス学科教授
塩谷亨[シオノヤトオル]
専攻は言語学・特にポリネシア諸語の文法研究。名古屋大学大学院文学研究科博士後期課程中退。現職、室蘭工業大学共通講座助教授
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