目次
津軽から始まる「日本列島の歴史」?―三内丸山遺跡
弥生稲作文化の北限地―垂柳、砂沢遺跡
防御性集落の時代―高屋敷館遺跡と蝦夷の社会
板碑から見る鎌倉時代の津軽
北の港湾都市十三湊の繁栄―北方交易と安藤氏
北奥の貴族「浪岡御所」―南北朝動乱から戦国時代へ
弘前城下―江戸時代前期のお城と町場
蝦夷錦の来た道―鎖国下の交易とアイヌ、津軽
津軽の山から世界へ―近世諸産業の発達と尾太鉱山
活発だった日本海の海運―海上交通網の整備と北前船
近世津軽の飢饉と民衆―天明の飢饉
なぜ農民たちは立ちあがったのか―ロシア船の来航と一揆
東奥の自由民権運動は何を目ざしたのか
弘前に置かれた第八師団―日清・日露戦争と津軽
革命を支援した津軽人―孫文・辛亥革命と山田兄弟
禁じられた避難―青森空襲
岩木山から眺める戦後日本
高度経済成長期・津軽からの「問い」
列車に乗った「金の卵」たち
著者等紹介
小瑶史朗[コダマフミアキ]
弘前大学教育学部准教授。東アジアに開かれた市民教育のあり方について、特に近現代史教育を中心に研究を進めている。地域学習にも関心をもっている
篠塚明彦[シノズカアキヒコ]
弘前大学教育学部教授。高校・中学での現場経験を活かしながら、教育研究活動にあたっている。専門は社会科教育・歴史教育。日本史と世界史の融合に強い関心をもつ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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