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内容説明
コンピュータ導入による図書館業務の大変化を目の当たりにしてきた著者。近世文化史研究に取り組む中で出会った江戸時代の図書館。時代を突き抜ける著作はその存在なくしては生まれなかった。司書ひとすじの「本の虫」が語りかける全五章。
目次
第1章 昔、図書館にあったもの(すべてが手作業だった;製本室と製本師 ほか)
第2章 江戸時代の図書館物語(書物の生産と大蔵書家の出現;岡蔵治の読書日記に見る公共図書館の源流 ほか)
第3章 稿本という夢の形(埋もれた稿本;書き上げてから一七六年後に出版された只野真葛の『独考』 ほか)
第4章 蔵書を守る人(戦時中の疎開本の選ばれ方;東洋文庫のモリソン・コレクション ほか)
第5章 ブックレビュー「記憶と記録」(五・七・五は記録する;三・一一を記憶する ほか)
著者等紹介
早坂信子[ハヤサカノブコ]
1946年北京市に生まれ、生後5か月で家族とともに仙台へ。1964年宮城学院高等学校卒業。1968年早稲田大学第一文学部卒業。1969年図書館短期大学特別養成課程(現筑波大学図書館情報学群)卒業。以後、宮城県図書館司書として37年間勤務。この間、『宮城県郷土資料総合目録』『宮城県内公共図書館逐次刊行物総合目録』等の編纂にあたる。また全国総合目録ネットワーク協力会議書誌データ整備分科会主査として公共図書館の全国総合目録データベースの形成準備に参加する。東北学院大学、聖和学園短期大学、宮城学院女子大学の非常勤講師を務めた。日本近世文化史、図書館史、特に「青柳文庫」「只野真葛」を研究テーマとする(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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