目次
第1章 百舌鳥・古市古墳群を世界遺産に(歴史遺産としての百舌鳥・古市古墳群の価値;古墳づくりと他界観;百舌鳥・古市古墳群の価値付けと評価基準をめぐって)
第2章 座談会「現代と古墳との接点を探る―百舌鳥・古市古墳群の世界遺産登録をめぐって」
第3章 世界遺産と自治体(多元化する世界遺産の維持管理―国から自治体、企業、市民との協働へ;百舌鳥・古市古墳群の世界遺産登録に向けた取り組み;座談会 「世界遺産に向けた地元自治体の課題」)
著者等紹介
岩槻邦男[イワツキクニオ]
1934年、兵庫県生まれ。兵庫県立人と自然の博物館館長、東京大学名誉教授。元世界自然遺産候補地に関する検討会座長。京都大学理学部、同大学院で植物分類学を学び、一貫して植物の多様性について研究を行う。日本人の自然観にもとづく地球の持続性の確立に向けて積極的に発言している。94年日本学士院エジンバラ公賞受賞。2007年文化功労者
松浦晃一郎[マツウラコウイチロウ]
1937年、山口県生まれ。61年、米国ハヴァフォード大学経済学部卒。外務省入省後、経済協力局長、北米局長、外務審議官を経て94年より駐仏大使。99年より第八代ユネスコ事務局長を務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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