内容説明
裁判所で取り扱われる多数の消費者関連法規と消費者保護の観点から、消費者契約法のみならず特定商取引法に関する法律に関し、地方裁判所・高等裁判所さらには最高裁判所の判例も積極的に掲載し、消費者契約法と特定商取引に関する法律の逐条ごとの判例実務を整理した。
目次
第1章 消費者契約法の意義(消費者契約法の適用範囲;意思表示の取消し(誤認類型)
意思表示の取消し(困惑類型)
取消の行使期間等
消費者契約の条項の無効)
第2章 消費者契約法の各条文の適用に関する判例実務(消費者契約法2条及び10条の適用に関する問題;消費者契約法4条の適用に関する判例実務;消費者契約法9条及び10条の適用に関する問題)
第3章 消費者契約法の一部改正(消費者契約法の一部を改正する法律の公布(その1)
消費者契約法の一部を改正する法律の公布(その2))
第4章 特定商取引に関する法律の意義(特定商取引法関連事件;「特定商取引に関する法律等の施行について」(通達)の改正について
クレジット被害に関する問題)
著者等紹介
岡崎昌吾[オカザキショウゴ]
昭和27年1月23日生、島根大学文理学部法学科卒業、平成12年8月、広島簡易裁判所判事、平成13年3月、西郷簡易裁判所判事、平成15年3月、東京簡易裁判所判事、平成18年3月、立川簡易裁判所判事、平成21年3月、相模原簡易裁判所判事、平成24年4月、佐倉簡易裁判所判事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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