目次
第1章 なぜ対人援助論が必要になったのか(ふるさとの会の職員のみなさんへ;対人援助論をつくるに至った経緯と目的)
第2章 生活支援とは何か(社会的孤立と生きづらさを地域生活の中で解決していく;機能障害を生活障害にしない生活支援;安心生活のための支援とは)
第3章 基本的信頼関係を構築するために(対人援助論1)(問題行動を抑制しない、馴染むまで「待つ」(風景化)
言葉の上乗せから協働作業へ
自傷・他害(パニック)の時には「抱き合い喧嘩」)
第4章 生活づくりの主体になるための互助関係(対人援助2)(二者関係の中で起こってくる問題としての「共依存」;トラブルミーティングとルールづくり;役割分担と合意形成)
著者等紹介
佐藤幹夫[サトウミキオ]
1953年秋田県生まれ、フリージャーナリスト、更生保護法人同歩会評議員、自立支援センターふるさとの会相談室顧問、知的障害者施設かりいほ人材育成研修研究委員。批評誌『飢餓陣営』主宰
的場由木[マトバユキ]
1979年東京生まれ。1997年「ボランティアサークルふるさとの会」にて生活困窮者支援に関わりはじめる。2001年「特定非営利活動法人自立支援センターふるさとの会」入社。2003年東京医科歯科大学医学部保健衛生学科看護学専攻卒業。現在「特定非営利活動法人すまい・まちづくり支援機構」理事、「更生保護法人同歩会副理事長」。保健師として、ふるさとの会の生活支援員を対象としたケア研修及び対人援助研修を実施している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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