内容説明
本書が「ベルエポック世代」と呼ぶ1950年代生まれは「ベルエポック(良き時代)」を体験した世代である。子ども時代は高度経済成長期にあたり、所得は毎年増え、科学技術は進歩するものと信じられ、輝かしい「未来」がみえていた。また、「団魂の世代」と「新人類」に挟まれた「狭間の世代」でもあり、あまり自己主張しないが、日本で一番問題のない世代と言われてきた。その世代に、今、深刻な危機が訪れようとしている!危機の正体とは?危機突破の方法はあるのか?…笑う世代活性化読本。
目次
序章 ベルエポック世代
第1章 ベルエポック世代を襲う若者問題
第2章 ベルエポック世代を苦しめる老人問題
第3章 ベルエポック世代が悩む自身の問題
第4章 ベルエポック世代が陥るさまざまな症候群
最終章 最後まで走り続けるために
著者等紹介
福井次郎[フクイジロウ]
1955年青森県生まれ、早稲田大学第一文学部卒。映画および歴史研究者(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。