内容説明
「西本野球」はなぜ語り継がれるのか。弱いチームを強化していく過程をつぶさに検証することにより「悲運の闘将」といった紋切り型では語りつくせない西本の眼力、人間力、戦略性を浮き彫りにする。
目次
大事なところで「失敗」する監督
西本幸雄、阪急ブレーブス監督に就任
67年から始まった巨人との日本シリーズ
西本はどのようにしてチームを強くしたのか
68年日本シリーズ、またも巨人に及ばす
69年、チームの底力をアップさせる
新戦力の台頭
強すぎる阪急
73年、西本、阪急から近鉄の監督へ
阪急黄金時代は続く
西本の選手育成戦略
近鉄監督時代の検証
それは本当に采配ミスだったのか
西本“最強”伝説
著者等紹介
四家秀治[ヨツヤヒデハル]
1958年千葉県生まれ。RKB毎日放送、テレビ東京のアナウンサーを経て、2011年7月からはフリー。スポーツ全般をこよなく愛する実況アナウンサー。2000年シドニーオリンピックジャパンコンソーシアム(NHK民放混成の実況アナウンサーチーム)16人の一人として派遣され、ソフトボール、ボクシングの全試合の実況を担当。2003年第5回ラグビーワールドカップ、テレビ東京地上波独占中継の際は、メインアナウンサーとして、開幕戦、日本戦、決勝などを担当した。現在はJ SPORTS MLB実況、tvk(テレビ神奈川)横浜DeNAベイスターズ戦実況などを担当(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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カニック
4
日本一になれなかった悲運の監督として取りざたされることが多いですが名監督であったことは揺るぎない事実です。あの当時の阪急ブレーブスは強かったなあ。2017/08/18
snakedoctorK
0
手のつけられない強さを発揮していたブレーブス。 西本監督は優秀な監督であったことは間違いのないこと。2015/01/11
ちゅん
0
自分が知るのは上田阪急であり、最も古い記憶は76年に巨人を降した日本シリーズ。あの強さのルーツは西本阪急にあった!自分の知らない西本阪急ではあるが、筆者の絶妙な描写により、足立、米田、梶本、長池らの活躍する姿が目に浮かぶようだった。改めて西本さんは『名将☆智将』であったことと、阪急ブレーブスは最強チームだったことを確認した一冊(^O^)/2013/03/09
ま~
0
もっと西本と選手のエピソードが多ければ良かったかなぁ。シリーズの戦いの分析よりそっちのほうが読みたかった。2013/02/01