内容説明
マッカーシズム(赤狩り)が吹き荒れモンローが活躍した50年代という時代とハリウッド映画の関係をさぐる。50年代を中心にハリウッド映画約600本を紹介。
目次
第1章 マッカーシズムの始まり
第2章 マッカーシズムの展開
第3章 ハリウッドの解体と独立プロの勃興
第4章 体制内映画人の憂鬱
第5章 ランナウェイ方式とワイドスクリーン
第6章 スペクタクル史劇の意味
第7章 マッカーシズムの終焉
第8章 五〇年代エンターテインメント
最終章 ブラックリストからの復権とモンローの死
著者等紹介
福井次郎[フクイジロウ]
1955年青森県生まれ。早稲田大学第一文学部卒。ユダヤ人と映画の関わりについて精力的に研究、映画を歴史と関連づけて論ずる独自のエクリチュールを確立し、多方面にわたって執筆活動を展開中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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