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内容説明
住んでいる人は意外と知らない歴史・エピソード・うんちくに加え、埼玉人が経験しがちな「埼玉あるある」を満載。
目次
第1章 埼玉がこれまで受けてきた「仕打ち」(江戸時代からお江戸に尽くしてきた;そもそも県名の由来からして東京主導 ほか)
第2章 他県にふれてほしくない埼玉のデリケートゾーン(県庁位置をめぐる仁義なき争い;「さいたま市」というネーミングは“やっちゃった”のか? ほか)
第3章 「仕打ち」を逆手にとって逆襲(「母なる埼玉」。東京は埼玉の息子である?;ベッドタウンの地の利で「若い県」への変貌 ほか)
第4章 「日本一」もある!地場産業・商業・資源で逆襲(内陸県唯一の政令指定都市!;県内総生産、人口ともに全国5位! ほか)
第5章 埼玉という土地柄が育んできた人間性で逆襲(「なんにもない」のは贅沢な悩み;息子にしたいNo.1石川遼くんを育てた土壌 ほか)
著者等紹介
谷村昌平[タニムラショウヘイ]
大学卒業後、新聞社や出版社勤務を経てノンフィクションライター・編集者、出版プロデューサーに。10代のころより民俗学・風俗学を嗜み、現在も主に日本の民俗学調査をライフワークとし全国を歩きまくる。東京北多磨出身(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
らむり
29
風が語りかけます・・・2014/02/10
たくのみ
12
東京在住の人が書いた、埼玉県あるある話。 県庁所在地をめぐる岩槻VS大宮、浦和VS大宮、はっきり言ってどうでもいいけどね。多摩の先だから、崎玉、そこから土へんにあえてして「埼玉」。うーん、こだわるような名前じゃない。 朝ドラで紹介された48都道府県では、最後に登場したのが『つばさ』の川越。11月14日の県民の日は、千葉と埼玉交流の日だそうです。そうなの? 路線別県民気質、というのがしいていえば読みどころ。やっぱり特色がない県だよ、というのがよくわかる。まあ、自虐ネタ満「彩」の「宝石箱」でした。2014/06/21
いづむ
5
地方のあり方や発展て何だろうと考えさせられました。その他、東京との比較だけでなく県内でもお互いに牽制しあったりどっちが「上」かというような張り合いがあったり、変な劣等感があったりと、色々な思いが渦巻いているんですね。面白く書いてあるので楽しく読みました。埼玉への愛を感じます!酒井順子さんの下に見る人を読んだ直後だったので、人が無意識に持っているヒエラルキー意識みたいなものはこういうところにも根深く広くはびこっているのだなあと思いました。(図書館本)2014/02/20
sakadonohito
3
だいたい知ってたけど知らないこともあったので読んでよかったです。埼玉県がアイスの生産量日本一は知ってだけどケーキの消費量も日本一とは知らなかった。あと狭山茶は苦味が特徴程度の認識だったのですが、昔は色は静岡香り宇治で味が狭山という認識だったと知って驚きました。今度改めて飲んでみようと思いました。2019/12/07
96sann
3
埼玉は1番を目指さない限りは逆襲する必要は無いと思いつつ、懐かしく楽しく読めました。2016/06/08