内容説明
ドラマ、映画、舞台、小説、マンガ、ゲーム…すべてのエンターテインメントに活用できるシステム。企画書づくりにも有効。お手本となる作品も多数解説。イラストで納得。
目次
0 ストーリーづくりを難しく考えていませんか?
1 分類して、どれにするか決める
2 置き換えるだけでストーリーができる
3 ストーリーをより豊かにする3つのキーワード―相棒・ロードムービー・ディズニーランド
4 もっと面白くする3つの「トッピング」
5 ストーリーの「とっかかり」を見つける6つの発想法
6 3×3リストで「確かめ算」
7 7つのチェックポイント
著者等紹介
仲村みなみ[ナカムラミナミ]
上智大学外国語学部英語学科卒。辞書編集者、コピーライターを経て、脚本家になる。NHK金曜ドラマ『コンカツ・リカツ』、テレビ朝日系列『腐女子デカ』ほか、テレビドラマ、映画、アニメ、マンガ原作、戯曲、小説、ゲームなど幅広くエンターテインメントの企画・脚本を手がける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
absinthe
139
この本のいい点を2点挙げるなら、俺でも書けそうだなと思わせてくれる点。それから機械作業に落としてくれる点。恣意的な主観に基づく作業よりも機械的で客観的な作業に徹していられたほうが良い。シナリオも工芸品のように型にはまったほうがよいところと創造的な部分と合わさって出来上がるはず。どんなストーリーもそれほど多くないアーキタイプに分けられるというのも面白い。ただ本書、同じことがコピペのように繰返される部分もあるので注意。2019/03/14
absinthe
54
素晴らしい。表を作ってひたすら埋めていく作業だが、どの作業もあいまいさが無く初心者にしっくりくる。自分の考えぬ抜け穴も見つけやすい。この分野でどれだけ優れた本かは知らないが、初心者が手にとって損することはないと思う。読者が行うべき全てのミッションが具体的で無駄も少なそうだ。最後に作りだした結果への確かめ算までついている。サービスぶり。2017/12/15
たらお(専門書用アカウント)
3
4つに分類されるストーリーの「タイプ」を見つけ、様々な「要素」をトッピングし、誰でもストーリーが書けるようにレクチャーしてくれる一冊。 「発想」のためのアドバイスも参考になりました。 ややくどい部分があるけども、繰り返しトレーニングして身体に覚えるためってことで。 ストーリーの骨組みを理解するにはわかりやすいかも。 入門書としてお勧めできます。2021/01/08
ミャウ太郎
3
実際の物語を引用して説明してあるので、それぞれの説明がわかりやすくて納得のいく内容でした。2017/11/07
LvzaB
3
興味深い創作の手法を丁寧に解説している。創作に絶対的手法はないのだろうが、作品を創ることができない人はこれを参考に創作活動に取り組んでみるのもいいかもしれない。2017/04/29