番町麹町「幻の文人町」を歩く (新装言視舎版)

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  • サイズ A5判/ページ数 207p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784905369301
  • NDC分類 291.36
  • Cコード C0095

内容説明

東京の真ん中のお屋敷町に多彩な文学者や芸術家が住み、行き交った「文人町」があった。江戸・明治・大正・昭和の「まち」の記憶を発掘しながら散歩する愉しみを満喫する。

目次

1(番町・麹町界隈~東京の真ん中に「幻の文人町」があった―御邸町という土地柄と「文人通り」の散策;旧有島邸は、どこにある?―「文人通り」に広がっていた大きな屋敷の記憶;泉鏡花の旧居跡碑をめぐって―隣人には鏡花を慕う若い文学者たちも;島崎藤村、失恋の地に戻り晩年を過ごす―「明治女学校」教師時代の思い出にひき寄せられるように;番町で産声をあげた白樺派の巨匠―武者小路実篤と千家元麿は幼少の頃から“ご近所”同士だった ほか)
2(明治女学校~先進的な女性を多数輩出―若き日の島崎藤村、北村透谷らが教壇に;日本の英語教育は、一番町から始まった―明治の世から国際的な雰囲気に満ちていたこの町;昔も現在も文教地区―名だたる名門の発祥の地がここに;西洋音楽のあけぼのは、番町から―この町は音楽家も育んでいる;ビゴーさんの描いた日本人は、ちょっと辛い―多彩な美術家たちが住んだ町 ほか)

著者等紹介

新井巌[アライイワオ]
1943年、東京に生まれる。成城大学文芸学部卒業。レコード会社をへて広告界に転じ、コピーライターとして活躍、1970年、TCC新人賞受賞。東京コピーライターズクラブ会員。広告制作会社のコミュニケーションフォーラムを設立し、現在に至る。地域コミュニティ活動として六番町町会会長、わがまち人物館館長などを務め、上智大学コミュニティカレッジでは千代田学を講じた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。