内容説明
自らが編集した吉本隆明、渡辺京二、村瀬学、石牟礼道子、田川建三、清水眞砂子、小浜逸郎、勢古浩爾より著書265冊の1冊1冊に添えられた編集者による「解説」を集成。読者にとって未公開だった幻のブックガイドがここに出現する。
目次
鄭義著・藤井省三訳『古井戸』
吉本隆明著『柳田国男論集成』
小浜逸郎・芹沢俊介他著『家族はどこまでゆけるか』
村瀬学著『「いのち」論のはじまり』
河原巧著『学校はなぜ変らないのか』
横川寿美子著『初潮という切札』
小浜逸郎著『症状としての学校言説』
莫言著・藤井省三訳『中国の村から』
巴金著・山口守訳『リラの花散る頃』
茅盾著『藻を刈る男』〔ほか〕
著者等紹介
小川哲生[オガワテツオ]
1946年宮城県生まれ。早稲田大学第一政治経済学部政治学科卒業。1970年大和書房を皮切りに、1990年JICC出版局(現・宝島社)、1995年洋泉社を経て、2010年3月に40年来の社員書籍編集者生活を終える。この40年間に企画編集した書籍は400冊になる。現在、フリー編集者(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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