「やさしい日本語」は何を目指すか - 多文化共生社会を実現するために

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  • サイズ A5判/ページ数 351p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784904595381
  • NDC分類 810.7
  • Cコード C1081

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Nobu A

4
暫く積み上げていた購読本をやっと読了。阪神淡路大震災時、外国人への情報提供と伝達に支障が起きたのを契機に広まり始めた「やさしい日本語」。ずっと以前から日本人対象に漢字撤廃、役所言葉や外来語の制限の動きはあった。歴史的背景と今の「やさしい日本語」運動への意義を17本の論文が展開。どれも読み応えありだが、特に石黒圭先生の読解理論、宇佐美洋先生の非母語話者へ分かりやすい執筆活動の事例と書き換え行動に影響を及ぼす「言語形式簡略化」対「品位保証」と「行動促し」対「情報伝達」と安田敏朗先生の批判的見方が勉強になった。2016/05/03

チャーリイ

2
弘前大の佐藤らによる緊急時の情報伝達を意識したやさしい日本語から、さらに拡張していくことの意味について、安田敏朗による批判が興味深かった。2019/02/14

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