内容説明
ケンブリッジ大学での講義をまとめた、もっとも分かりやすいホーキングの宇宙論。
目次
第1回講義 宇宙についての考え方
第2回講義 膨張する宇宙
第3回講義 ブラックホール
第4回講義 ブラックホールはそんなに黒くない
第5回講義 宇宙の起源と運命
第6回講義 時間の方向性
第7回講義 万物の理論
著者等紹介
向井国昭[ムカイクニアキ]
1971年東京大学理学部数学科卒業。1971年三菱電機株式会社勤務。1982年財団法人新世代コンピュータ技術開発機構出向。1991年工学博士(東京工業大学)。1992年慶応義塾大学環境情報学部助教授。1995年慶応義塾大学環境情報学部教授
倉田真木[クラタマキ]
上智大学外国語学部卒業。シンクタンク勤務を経て翻訳者に(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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i-miya
60
2010.11.26 (副題)わたしたちの未来 (監訳)向井国昭(訳)倉田真木。(表紙裏書) もしほんとうに究極の宇宙理論が発見されたらどういうことがおこるのでしょうか。終止符打たれ、一般の人も理解できる。(向井国昭) 1971生まれ、東京大学理学部数学科卒。三菱電機勤務。(倉田真木) 上智大学外国語学部卒。シンクタンク勤務。(参考文献) 朝倉書店、培風館、丸善、原書房。(挿絵) 惑星運動を説明する歴代の宇宙モデル。アインシュタイン・リング。(用語解説) 2010/11/27
魚京童!
19
全能である神は自分で持ち上げられないほど重い石をつくれるのか?2015/01/24
fseigojp
12
特異点問題をとくためには一般性相対論だけでは不十分で量子力学が必要 虚数時間? うーん2019/10/28
ケン五
12
ホーキング博士がケンブリッジ大学で講義した内容をまとめたもの。全ての講義内容に複雑な数式はなく、言葉だけで説明している。それって返って難しいんじゃないの?と思うけど、一つ一つを突き詰めず、そうなのかーと素直に読めば、概略分かったような気がする。そんな気になっているあたりがいいのかも。もっと知りたければ、専門書読めばいいんだしね。2010/07/31
rivaner
4
一見非常に読み安そうに見えて、理解するのはとても難しいです。難しいのは分かっているけど次々とこの手の本を手に取ってしまうんですよね。いつか「あー、あの事を言っているのね」なんて事を期待してまた次の宇宙に関する本を探してしまう・・・。2011/12/16