世界の絹織物文化図鑑―東洋から西洋へ、民族が紡いだ驚異の糸の物語

世界の絹織物文化図鑑―東洋から西洋へ、民族が紡いだ驚異の糸の物語

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  • サイズ キガイ判/ページ数 255p/高さ 32cm
  • 商品コード 9784903530116
  • NDC分類 586.42
  • Cコード C0639

内容説明

絹の始まりは伝説の中に、そして考古学の中に断片的に見られ、その終わりはまだ見えない。中国の野蛮から生み出され、シルクロードを経て西洋へと伝わった絹は、豪華で風格があり、神々しい輝きを放つ。歴史の中でも常に求められてきた絹の、数千年の時空を超えて織り上げられた壮大な物語。

目次

1 起源―中国と日本
2 中央アジアとシルクロード
3 インド、織の風
4 古代エジプトとビザンティウムの絹
5 イスラムの栄枯盛衰
6 モンゴル、マムルーク、オスマントルコ
7 ペルシャ全盛期
8 絹織の技、ヨーロッパへ
9 フレンチスタイル
10 西洋を魅惑した絹
11 近代世界の絹

著者等紹介

スコット,フィリッパ[スコット,フィリッパ][Scott,Philippa]
旅行家、文筆家、収集家。幼少時にヒマラヤ山麓で野蚕に出会ってからシルクに魅了され、英国レスター大学で研究を続けた。現在、芸術織物雑誌Haliの編集に携わっている

鈴木志佐子[スズキシサコ]
埼玉大学教育学部卒。同大学で一生の恩師丹野郁氏に出会う。卒業後出版界に入り旺文社で雑誌編集部に勤務。その後文化出版局で『服装大百科事典』(1969年)を編集。雑誌や実用書の編集を経、1985年より国際服飾学会に所属(2000年より理事)、丹野郁氏に再度師事する。1988年より現在まで『国際服飾学会会報』を編集

日置久子[ヒキヒサコ]
ファッション・ジャーナリスト。東京外国語大学フランス語科卒業。岩手大学、岩手医科大学フランス語教師、文化出版局資料室勤務、高島屋百貨店商品研究室勤務を経て、多摩美術大学、桑沢デザイン研究所非常勤講師、国際服飾学会幹事、日仏女性学会会員。雑誌『ふらんす』(白水社)、『婦人画報』(アシェット婦人画報社)に記事を連載

古川尚子[フルカワナオコ]
福島大学学芸学部英語科卒業。高校教員を経て、高見澤古美術研究所勤務。「南蛮屏風」「浮世絵版画」研究者・高見澤忠雄氏に師事。のち福島女子短期大学(現福島学院大学)の非常勤講師。現在国際服飾学会所属、同学会幹事。丹野郁氏に師事。御家流霞月派妙香会(代表・高橋霞峯宗匠)に所属(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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