鉄道の世界史

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  • サイズ A5判/ページ数 751p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784903487328
  • NDC分類 686.2
  • Cコード C0022

内容説明

近・現代史のまさに牽引車となった鉄道を軸に、世界史を捉え直す壮大な鉄道文化・文明論。世界およそ50カ国の鉄道史を網羅。類例のない鉄道百科全書。

目次

イギリス
ドイツ オーストリア
フランス ベネルクス
イベリア
イタリア
スイス
ハンガリー
ポーランド
スカンジナビア3国とフィンランド
ロシア
中近東
アフリカ
アメリカ合衆国
カナダ
ラテンアメリカ
南アジア
東南アジア 大陸部
東南アジア 島嶼部
東アジア
日本
オーストラリア
ニュージーランド

著者等紹介

小池滋[コイケシゲル]
1931年生まれ。東京大学文学部卒業後、東京都立大学や東京女子大学で英語・英文学の教師を勤めた。専門は英文学関係の著書・邦訳書の他に、鉄道関係の著書・訳書もある

青木栄一[アオキエイイチ]
1932年生まれ。東京教育大学大学院理学研究科博士課程(地理学)修了。理学博士。東京学芸大学名誉教授。日本地理学会名誉会員。鉄道史学会会長、歴史地理学会会長などを歴任。主として交通地理学の研究に従事

和久田康雄[ワクダヤスオ]
1934年生まれ。東京大学卒業後、運輸省、日本民営鉄道協会、日本鉄道建設公団などに勤務(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

飯田健雄

17
なんと750ページ、これを読破する時間が非常に長くかかり、シベリア鉄道に乗っている感覚でした。死ぬまでに、ワイン飲みながら、イタリア、ドイツ、フランス、スペインの鉄道旅行したいなーと思いました。ところで、私には、ひまわりのトラウマがあります。ユーゴ内戦の時代(1990年代初め)、ブルガリアのソフィアからルーマニアのブカレストまで、おんぼろ列車に一人乗って、12時間以上、ひわまりの中を汽車が走っていたからです。うんざりしました。ひまわりを見ると、列車臨検にきた自動小銃片手の横柄な兵隊達を思い出すからです。2016/02/16

Francis

11
13年積読した挙句にようやく読了。752頁は大変だったけど、読み通せたのは私が鉄道ファンの端くれだからでしょう。タイトルに偽り無しで英国発祥の鉄道がその後世界各国でどのように発展を遂げたか、概ね理解できるようになっている。他の方も書いてますが、日本のように人口稠密ゆえに鉄道が発展できた国は世界でも珍しいらしい。だから最近の鉄道廃線の議論も迷走気味なのかな、と思った。出版されて13年経っているが、激変する世界情勢を受けて各国の鉄道事情も大きく変動しているだろう。改訂版がなさそうなのは残念。2023/11/10

naoto

1
堂々、752ページ!!!鉄道の歴史で世界一周した感じ。鉄道オタクの多い日本でも、なかなか海外鉄道に関する話はないので大満足の一冊。鉄道は第二次大戦くらいまではどこでも活況を呈していたが戦後は道路状況にモータリゼーションや航空の発達などで、日本以外ではメインの輸送機関になっとないっぽい。そこが、世界鉄道オタクが少ない要因かな?2022/03/09

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