目次
「しあわせ」の二極性から「個人」概念の深みへ
第1部 現象への接近(新型コロナウイルスのしあわせな終息にむけて;医薬品の開発と承認審査―感染症領域を中心に;働くことに内在する「つながり」の視点―在宅勤務について考える)
第2部 倫理的アプローチ(自然の脅威とレジリエンスについて考える;自然災害と感染症に立ち向かう倫理―大震災とコロナ感染症の中で「しあわせ」は成り立つか;不可避な事態と幸福学 ほか)
第3部 文化からの分析(日本における仏教と疫病の歴史;鴨長明の『方丈記』と災害;病気と向き合う仏教―仏教者の役割を考える一つの視点 ほか)
著者等紹介
西本照真[ニシモトテルマ]
武蔵野大学学長、アントレプレナーシップ学部教授。仏教学専攻
一ノ瀬正樹[イチノセマサキ]
武蔵野大学人間科学部教授、東京大学名誉教授。オックスフォード大学名誉フェロウ。博士(文学)。哲学専攻(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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