出版社内容情報
アドリア海沿岸に伝わる自然現象に関する「言葉」の調査結果をまとめ、日本語、英語、クロアチア語、イタリア語などで単語を解説。「アドリア海の風」をもとに、気象学的なメカニズムだけではなく、地域語の数々とその使われ方、共有されているストーリーから、自然現象と共生する人々、自然現象、環境全般、世界観を解説する。
【目次】
第1章 沿岸地域の伝承的な知恵
第2章 アドリア海の地域風研究
第3章 アドリア海の沿岸調査
第4章 伝承表現の宝庫、アドリア海
第5章 アドリア海沿岸の風土的環境観
矢内 秋生[ヤナイ アキオ]
著・文・その他
目次
第1章 沿岸地域の伝承的な知恵(自然現象を受容する地域の生活;環境文化 ほか)
第2章 アドリア海の地域風研究(地中海の地域風;海図とコンパスローズ ほか)
第3章 アドリア海の沿岸調査(調査のねらい;羅針図の呼称と方向 ほか)
第4章 伝承表現の宝庫、アドリア海(差異と共通性の謎解き;風は何を連れてくるのか ほか)
第5章 アドリア海沿岸の風土的環境観(文化へのいざない;繰り返しと歴史的記憶 ほか)
著者等紹介
矢内秋生[ヤナイアキオ]
東京理科大学理学部物理学科卒業。同大学院理学研究科物理学専攻修士課程修了、同博士課程退学。理学修士(専門:地球物理学)、博士(学術)。日本大学商学部非常勤講師、東京理科大学理学部非常勤講師等。目白大学短期大学部教授を経て、武蔵野女子大学短期大学部教授。武蔵野大学人間関係学部環境学科教授、同大学院人間社会・文化研究科教授(兼任)。武蔵野大学環境学部環境学科教授、同大学院環境学研究科教授(兼任)。武蔵野大学工学部環境システム学科教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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