出版社内容情報
仏教における「悟り(気づき)」とは何か? 「悟り」を得るためのやさしい5つのアプローチ方法を解説する。
日本人は仏教を「信じる宗教」だと誤解している。
仏教は心身を通して真実に気づく「気づきの宗教」なのだ。
「何に、どのように気づくべきなのか?」
仏教学・印度哲学の専門家が、
気づく(悟る)ための方法を、独自の視点からやさしく解説する。
? 等身大の私への気づき(西本照真)
? <ご縁>と気づき(石上和敬)
? 仏教の<悟り(気づき)>(佐藤裕之)
? <悟り>の智慧、智慧の<信心>(小山一行)
? 求道者の気づき(ケネス田中)
ケネス田中[ケネスタナカ]
ケネス田中
武蔵野大学教授。武蔵野大学仏教文化研究所長。国際真宗学会会長。日本仏教心理学会会長。カリフォルニア大学人文科学研究科博士課程卒。哲学博士。カリフォルニア大学助手、仏教大学院大学専任准教授を経て現職。仏教学、アメリカ仏教・仏教とキリスト教対話が専門。アメリカ仏教の日本での第一人者。著書に『アメリカ仏教』(武蔵野大学出版会)、『目覚める宗教』(サンガ新書)など。
内容説明
“悟り”とは何か?本当の仏教を知るための5つのやさしいアプローチ方法。
目次
1 等身大の私への気づき
2 “ご縁”と気づき
3 仏教の“悟り(気づき)”
4 “悟り”の智慧、智慧の“信心”
5 求道者の気づき
著者等紹介
ケネス田中[ケネスタナカ]
武蔵野大学教授。「共生原理(仏教縁起論)」を担当。学生との対話的な授業を進めている。カリフォルニア大学人文科学研究科博士課程卒。哲学博士。カリフォルニア大学助手、仏教大学院大学専任准教授を経て現職。仏教学、アメリカ仏教・仏教とキリスト教対話を専門とする。アメリカ仏教の日本での第一人者。武蔵野大学仏教文化研究所長。国際真宗学会会長。日本仏教心理学会会長
西本照真[ニシモトテルマ]
武蔵野大学学長・武蔵野大学教授。東京大学大学院人文科学研究科印度哲学専攻博士課程単位取得後退学、文学博士。日本学術振興会特別研究員、東京大学非常勤講師、信州大学非常勤講師、横浜市立大学非常勤講師等を歴任。研究領域は、仏教学、中国思想
石上和敬[イワガミカズノリ]
武蔵野大学教授。東京大学大学院博士課程修了。博士(文学)。東京大学文学部助手、東京外国語大学非常勤講師などを経て、武蔵野大学教養教育部教授。専門分野は仏教学(インド仏教)、及び現代日本の伝統仏教
佐藤裕之[サトウヒロユキ]
武蔵野大学教授。東京大学大学院人文科学研究科印度哲学印度文学専攻(博士課程)単位取得後退学、文学博士。サンプールナ・アーナンダ・サンスクリット大学留学、日本学術振興会特別研究員(DC)、(財)東方研究会研究員、中央大学非常勤講師、慶応義塾大学非常勤講師、大学書林国際語学アカデミー講師、立教大学非常勤講師、信州大学非常勤講師
小山一行[オヤマイチギョウ]
武蔵野大学特任教授。東洋大学大学院文学研究科(仏教学専攻)博士課程単位取得満期退学。文学修士(東洋大学)。筑紫女学園大学教授、同学長を経て、筑紫女学園大学名誉教授、武蔵野大学教授(特任)。研究領域:仏教学、浄土教、親鸞の思想研究(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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